【プライマリーコース】(定員:75名)
目的 本コースは各専門コースの入門編としての位置付けのコースであり、今後、呼吸ケアについて勉強したい、あるいは知識と技能を再確認したい、そういったチーム医療のスタッフ(志望者)を対象としたコースです。研修医も歓迎です。
概要 本コースは2日間からなり、呼吸器の解剖・生理、呼吸機能・血液ガスなどの基礎と酸素療法について、さらには、心肺蘇生法、急性期と慢性安定期の呼吸リハビリテーションの理論と基本的手技について、呼吸ケアの基礎~臨床を学びます。
シミュレーショントレーニング(定員:50名)
目的 人間は頭の中でわかっていても、いざというとき慌てて思うように動けないものです。このような事態を再現し入り込むことで、医療チームとして適確に対応できる力をつけて頂きたいと思います。
概要 人工呼吸管理中の突然のトラブルには誰も遭遇したくはないものです。しかしそれをリハーサルできるとしたら、安心して仕事ができるのではないでしょうか。失敗を恐れず、楽しく対処法を学ぶことが、本コースの目的です。数名ずつのチームで次々と問題を解決してゆくことで、「チームワーク」や「ヒューマンファクター」といった「ノン・テクニカルスキル」についても学ぶことができます。プログラムは、初めに人工呼吸器のモニターの見方を学んだ後、ブースに分かれて"どっぷり"とシナリオの世界に浸かって頂きます。シナリオは実際に臨床現場で起こった事例に基づいており、リアルな体験からトラブルへの対処法を「気づく」ことになります。参加者の皆様に是非質の高いシミュレーショントレーニングを体験して頂きたいと思います。
【理学療法の実習】(定員:50名)
呼吸ケアと理学療法実践のためのフィジカルアセスメント・
基本手技徹底習得
目的 呼吸障害評価の基本であるフィジカルアセスメントの方法を習得し、実際の呼吸理学療法の実践に必要な治療技術、特に徒手的手技についても臨床現場で適用できるように習得する。
概要 フィジカルアセスメントに必要な体表解剖とともに、視診、触診、打診、聴診について実習を行い、その知識をもとに実際の治療場面で用いられる機会が多い呼吸介助法について徹底的に実習を行います。ほとんどの時間をデモンストレーションと実習時間に費やし、終了時にはこれらの手技が習得できたかどうか講師・実習指導者による確認も行います。
【人工呼吸管理コース】(定員:75名)
目的 人工呼吸に関する最新の呼吸ケアの知識・技術を習得かつ実践能力を養う。
概要 本コースは、講義と実習で構成されている。急性期から慢性、在宅期の各期における人工呼吸ケアの最新の講義とNPPVの実習を行います。
【栄養】(定員:75名)
目的 COPDにおける栄養障害の重要性、栄養療法の意義を理解し、評価に基づいた患者毎に適切に対応できる技能を習得する。
概要 栄養療法の総論(特に呼吸リハビリの視点からの栄養療法の意義、栄養のエビデンス)を踏まえ、COPDの増悪期、安定期の具体的な症例を提示しNSTの視点からの評価から治療法の選択、治療計画の立案を学び、さらに在宅患者への食べさせ方の工夫から実践的なノウハウを学ぶ。
【禁煙と動機づけ面接】(定員:50名)
目的 日頃の禁煙支援をより効果的に行うために、最近のタバコ製品の動向や保険診療にかかわる手順、依存症のメカニズムなどを理解するとともに、禁煙支援に役立つ面接技法を修得することをめざします。
概要 1.最近のタバコ製品の動向や禁煙のための保険診療に関する
  こと、依存症に共通な対応などを学びます。
2.禁煙支援に役立つ面接技法として、動機づけ面接法をケース
  検討なども取り入れながら学びます。
※本コースは禁煙を主題にしていますが、動機づけが必要な領域(呼吸ケア、呼吸リハ、アルコール、糖尿病、服薬指導など)に関わる方の参加を歓迎します。
【口腔ケア】(定員:50名)
呼吸に配慮した口腔ケア~症例と実習を通して学ぼう~ 
目的 ・誤嚥性肺炎についての最新の知見、診断と治療を学ぶ。
・口腔ケアの基本的な知識と技術を修得する。
・応用編として、高齢者、誤嚥性肺炎、呼吸器疾患患者に多い
 口腔トラブルへの対応について学ぶ。
概要 本コースでは、講義と実習を通して、口腔環境が身体に及ぼす影響や効果的な口腔ケアについて学修します。
特に実習では、受講生同士の相互実習を通して、口腔ケアの基本手技の確認、上達を図ります。
皆さんが施設で既に取り組まれている口腔ケアが、効果的に実施できているか振り返ってみませんか?